本社内に車両及びボーリング設備を取りそろえ、様々な現場に対応できる体制を整備しております。
ボーリングをするためのノウハウが詰まった設備をコンパクトに移動できます。急な調査内容変更に対応できるよう、各種試験機器を取り揃えています。
土地の状態によって、地中深く掘るために使用するサンプラー(特殊な刃先で掘り進める菅)、サンプラー接続するロッド(管)は異なります。ボーリングが難しい現場にも対応できるよう、特殊なサンプラーやロッドを保有しています。設備やロッドはロッドメーカーと共同開発を行っています。
電気検層は、地中に差し込んだロッド内に電極を吊り下げ、各地層の地盤の電気抵抗を算出する測定技術です。例えば、井戸を掘削する場合、どの地層から水を引いてくるかがポイントになり、電気検層は水を引いてくる地層を特定するために有効な手法です。電気検層は地下水の計測だけではなく、石油や温泉の掘削にあたっても必要不可欠な手法と位置づけられています。
平板載荷試験は、地盤に荷重をかけて地盤の強度を測定する試験方法です。具体的には、直径30cmの板に荷重をかけ、どれだけ地盤が沈むかを測定し、沈下量、支持力、反力係数等を効率的に得ることができます。
オートLLT「水圧制御方式を採用した全自動(試験と測定)の孔内水平載荷試験装置」の導入とともに、スタッフのスキルを高め、高精度な測定を可能にしています。
現場の進捗を把握できるよう、スケジュールをネットワーク上で共有しています。パソコンを携帯し、全社員が現場で解析作業を行える体制を構築しています。
地質調査技師としてキャリアを積んだスタッフが土質標本を適切に管理し、クライアントのご要望に応えています。
現場の特殊事例等について、安全かつ効率的に行えるよう、社内勉強会を開催しています。スタッフ一人一人が講師を務め、「個人の勘」を「会社のノウハウ」へと変え、全社員の技術力を高めています。
ボーリング業務にとって、定期的な安全講習は欠かせません。例えば、フルハーネス社内講習会を開催し、最新のフルハーネスの構造を理解し、装着訓練を行っています。
狭小地でも設置可能なボーリング設備を開発し、これまで培ってきたノウハウを活かし、都心の僅かなスペースでもボーリング調査を行えます。
急傾斜面でもボーリング調査可能な体制が整っています。ボーリング設備が設置しにくい場所でも、安定した調査を行える設備を持ち、設置可能なノウハウを有しています。
デベロッパー事業者様の大規模造成にあたり、短期間に多点をボーリングすることが求められます。弊社は、そんなご要望に応えられるよう、一気に多台数の設備を投入し、スピーディなボーリング調査を実現しています。
【ボーリング調査実績例表】
公共土木 | ・美濃地区農用道1号トンネル ・大鹿防災対策総合治山事業 ・第二阪和国道法面 ・奥秩父滝沢ダム ・静岡/清水間共同溝 ・舞鶴若狭自動車道佐古トンネル |
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民間建設 | ・携帯電話基地局(電波塔) ・大規模物流センター ・ホテル建設 ・マンション建設 |
(出所)ウチヤマ地質工業内記録資料